MSP:Mine Sweeper Project

2004-12-01

第1ターゲット Ruby/Tk

ようやく本題である。
まずはRuby/Tkでのマインスイーパー作成が第1ターゲット。最近チョコチョコとRubyをかじっていて(というか、なめた程度だけど)なんかつくってみたいな、というただそれだけ。
幸い環境は全部フリーで手に入る。うちの環境はWindows。うまいぐあいに、Rubyのメーリングリストのruby-listでWindows用Ruby/Tkの情報があった。
参考情報は、 [ruby-list:40315] Ruby/Tk 講習会へのWindows での参加 
これは、永井秀利氏(Ruby/Tkのメンテナであり、Rubyを256倍使うための本 界道編 ようするにRuby/Tk編の著者)主催のRuby/Tk講習会参加にあたって、Windows環境整備の紹介記事。
・One Click Ruby Installer 182-14_rc9 のインストール
・ActiveTcl 8.4.7.0 か 8.5.0.0b2 のインストール
・One-Click Ruby Installer with ActiveTcl向け tcltklibバイナリの導入
についてまとめてあり、これでまず間違いなくWindowsでRuby/Tkが実行できる。もしかしたら環境変数の定義が必要かもしれないので、一応メモ。

環境変数の設定(XPの場合)
・スタート→コントロールパネルを開いてシステムを選択・起動
・「詳細設定」のタブを選択
・下の「環境変数」のボタンを押す
・ユーザーの環境変数のうち Path,TCL_LIBRARY,TK_LIBRARYを編集。なければ新規作成。
  Path C:\ruby\bin;C\Tcl\bin; を追加(Tclはいらないかも)
  TCL_LIBRARY C:\Tcl\lib\tcl8.4 バージョンはインストールしたものに合わせる
  TK_LIBRARY C:\Tk\lib\tk8.4 バージョンはインストールしたものに合わせる
  なお、パスは自分がインストールした場所に読み替える

これで、コマンドプロンプトから、
C:\ruby\samples\tk\demos-jp
で、
ruby widget
と入力で「Ruby/Tk:Widget デモンストレーション」が実行できる。ひとつの窓からさまざまなWidget機能のデモを呼び出せる。しかもそれぞれのソースもWidgetの機能で見ることができるようになっている。

これがその画面。このなかでマインスイーパーに応用できそうなデモがあった。15パズルである。

ボタンが並んでいるのはそのまま地雷フィールドに使えそうだし、文字ラベルもある。あとはタイマーを整備すればいいぐらいではないのかな。しばらくはこれでお勉強なのだ。